菊の花は、海外では縁起の良い花として扱われていますが、日本では葬式を連想させる事が多い花です。
夢の中で菊をみた時、不吉な感じ、嫌な感じをあなたが受け取ったのなら、近いうちに良くない事が知人や身内に起こる事を示しているのかもしれません。
ただし、菊が夢の中でそこまで重要ではない花として出てきていた場合には、そこまで良くない事を気にする必要もないです。
花瓶に入った花が菊で、それを通りすがりに見たというだけの場合、夢占いを考えるのは菊の花ではなく、花瓶というシンボルの方です。
以下は、夢占いの本から菊の項目を抜き書きしたものです。
仏に供える花ということから「仏事があることの象徴」になります。また「秋」という時期を表すか、秋のように「凋落の時期に入る予兆」になっている可能性があります。
ただし、9月9日の金陽の節句の菊の夢は、「健康·長寿」を表します。
決定版 夢占い大事典 不二龍彦著 学習研究社より抜粋
ちなみに現実での菊の茎や葉は有毒です。菊の花は無害です。
菊には毒もありますが、抗菌性と抗真菌性もあるので、漢方薬などの薬にも使われています。
夢で菊の花をみたら、菊が気になってしまうと思いますが、取り扱いには注意が必要な植物である事は知っておかれた方がいいと思います。