夢は現実で関わったもの、情報が反映されるものです。
依存しているものが夢にまで出てくるというのは、あなたが日常でそれだけ依存対象と関わっているからです。
ですので、アルコール依存状態の人が、お酒を飲む夢をみて私もうヤバいんじゃない?とか思う必要はありません。
日常が夢に反映されているだけの普通の夢です。
【夢占い】飲酒運転をする夢
飲酒運転していることを夢見ることは、人生を自分の手でコントロールし、支配し始める時であることを示しています。
現在、日々忙しくしていて、あなたは何か回りの物事に支配されていて、自分のしたいことができていないと感じていることの現れです。
夢の例
現実の生活で、あなたは節度を保って生きていますが、この夢の中では、アル中や麻薬中毒で、無責任かつ人騒がせな行動ばかりしています。自分をまったくコントロールできず、しらふだったら決してやらないことをしているのです。酒や麻薬がどんなにあっても満足せず、もっと欲しくてたまりません。
現実で、あなたは煙草を吸わないのに、夢の中ではチェーンスモーカーという場合があります。
咳が出て、息が苦しくても、一服している間に別の煙草に火をつけています。
【夢占い】アルコール依存症の夢の意味
酒を浴びるように飲んだり、麻薬に依存したりする夢を見たら、現実の生活に、逃れたいと思っている状況が存在します。
この状況は自分のためにならないとわかっていて、そこから抜け出す方法をずっと考えています。
けれど、なぜかそこへ引き戻されてしまうのです。
夢ではお酒や麻薬への依存ですが、現実の生活では、ある特定の人物への依存です。二人は恋愛関係にあり、あなたはこの人物に強くひきつけられています。けれど、二人の間にはすぐに収拾がつかなくなる未解決の問題があります。
この状態に気持ちが動揺してしまい、混乱を引き起こしているのが何であるか気づくのが難しいのです。麻薬中毒者がつねに麻薬を欲するのと同様に、あなたには、この人物への強い欲求や願望があります。
たとえこの関係が自分にとって害になるとわかっていても他では得られない快感をあなたに与えてくれるからです。これは、健全な人間関係の維持を難しくし、依存的行動や破壊的行動へと引き戻します。
あなたは、この関係を終わらせようとしますが、いつも引き戻されてしまい、惨めな気分になっています。
とるべき行動.
この夢は、現実の生活での健全とはいえない状況に、あなたの注意を向かせようとしています。
それは、これまでずっと直視するのを避けてきたものです。
あなたは愛情深い親密な人間関係を望んでいますが、自分がそれに値しないという思いから逃れられません。率直に問題に取り組むよりも、すべてがうまくいくと考えているほうがはるかに楽でしょう。けれど、自尊心が低ければ低いほど、他人への依存が多くなるのです。
100の夢辞典 イアンウォレス ダイアモンド社より抜粋
【夢占い】現実世界でアルコール依存症になっていて、夢の中でも飲んでいる夢をみる場合
アルコール依存症は抑圧された感情を示唆しています。
あなたが人生で幸せになりたいなら、抑圧された感情を解消するようにする必要があります。
そのために、ライフスタイルを見直す必要があるかもしれません。
飲み過ぎてしまう原因は何なのか?
依存症を作り出して、依存する事で精神バランスを取らなければならなくなっている原因は何なのか?
根本的なところから、人生の問題と向き合う事が一番必要な事なのかもしれません。
私の友達でアルコール依存症そのもの、っていう人生になってる友達がいるのですが、一緒に飲んでいると寂しがりやという部分からはじまり、飲みに行っても必要以上の量を歯止めなく飲んでしまうという悪癖(……他人が何を言っても直せるレベルではないアルコール依存所だったのでちょっとなんとも言えませんが)がありました。
アルコール依存症の解決法
依存症の問題は根が深すぎるので、同じ依存症を持った人同士で話し合う場に行くのがいいと思います。
ギャンブル依存症の解決法
ギャンブル依存症 田辺等著 という本があります。
私自身、ギャンブル依存症になりかけていた時期があるので、人の勧めでこの本を購入して読みました。
本ではギャンブラーズアノニマス GAというギャンブル依存症の人の集まりが紹介されていて、そういう会合で依存症の人と、問題を共有する事の大事さが説かれていました。
アルコール依存症など、依存症の夢をみた人へ
夢の中まで依存症になっているなんてヤバいんじゃないか?と思う必要はありません。
依存しているものが夢にまで出てくるというのは、あなたが日常でそれだけ依存対象と関わっているから、ただそれだけです。
夢を気にするよりも、依存症の問題を解決する方があなたの為になると思います。
あなたの依存症の問題について、本を買ってみたり、あなたと同じ依存症の問題を抱えている人たちの集まりに行ってみたり、アプローチを変えて対策してみるといいと思います。
大変だと思いますが、依存症で人生の大事な時間を消耗してしまうのはもったいないです。
向き合って、少しでも依存対象をいい頻度で楽しめるような付き合い方にできるようになって下さい。